窓花展
半世紀の時を経て“窓花展”を再現します。(終了しました。)
1945年(昭和20年)、戦争から唯一焼け残った大丸神戸店のショーウインドウを利用し、いけばな小原流三世家元の小原豊雲氏が、洋画家井上覚造氏及び写真家中山岩太氏の協力を得て、「窓花展」を開催しました。
この「窓花展」は、戦後日本で最初に開催されたいけばな展であり美術展で、戦後すぐの殺伐とした街に希望と勇気を与えてくれました。まさに「窓花展」が戦後の日本の芸術文化の新たな第一歩となりました。今の現代美術に大きな影響を与えたと思われます。
現在、神戸では芸術文化の力でいきいきとしたまちづくりを行おうと、文化創生都市実現のために様々な取り組みを進めており、その取り組みのひとつとして、2007年より神戸ビエンナーレを開催しています。神戸ビエンナーレは、終戦直後の神戸のこうした文化的歴史を受け継いだものと言えます。
そこで今回、いけばな小原流のご協力を得て、神戸ビエンナーレ2009(10/3-11/23メリケンパーク)のプレイベントとして、当時の花材を一部使用し、現代風にアレンジした「窓花展」の再現を大丸神戸店9号ウインドウにて行います。 また、期間中には1階メインステージにていけばなの特別展示も合わせて行います。
会期:9月26日(土)~9月29日(火)
会場:大丸神戸店 トアロード玄関東側9号ウインドウ
- 主催:神戸ビエンナーレ組織委員会
- 共催:大丸神戸店
- 特別協力:いけばな小原流 家元小原宏貴
- お問い合わせ:大丸神戸店 PR広報担当 石川
広報直通電話番号 078-333-2266(080-3715-2896)
小原豊雲談 出典:大丸神戸店の50年
「終戦後、進駐軍が神戸に上陸してくるという時である。私は自ら思いたって、神戸大丸のウインドーに花を入れてみようと思った。(中略) 時あたかも10月で、色づく秋よりも、敗戦日本の身に迫る寒さが漸次ひしひしと感じられる時であったが、いよいよ進駐軍が上陸するというのは、当時の心持から云うと、最も戦慄すべきことであった。それを受容れる神戸市民の心に訴えて、今の花を生けたのだが、それは市民に何かの慰安を与える心持からであった。」
お問い合わせ
神戸ビエンナーレ組織委員会事務局
〒650-8570 神戸市中央区加納町6丁目5番1号(神戸市役所2号館1階)
TEL:078-322-6490 FAX:078-322-6136









